いつも商運安全ブログをご覧頂きありがとうございます。 大阪運輸部の桝です。 本日は、ドライブレコーダーの活用についてです。 弊社では、年々ドライブレコーダー対応車を増車しております。 新車納車時にはもちろん、すでに稼働中の車両にも増設をすすめています。 なぜドライブレコーダーが必要なのか、まず第一にドライバーを守る為です。 万が一事故があった際に、ドライバーがどのような運転をしていたのか、映像が残っていれば 証拠となってが証明されたり、過失が大きく軽減したりします。 他社の事例では飛び出した歩行者・自転車と接触した事例で、現行犯逮捕された後、 ドライブレコーダーの映像が証拠となって後日釈放・行政処分無しになることもありました。 これがもし、映像がなく目撃者も出てこなければ最悪、刑事処分・行政処分でドライバーの人生が 大きくかわってしまうこともあります。 また、新人教育においてもとても重要な役割を占めています。 弊社では横乗り指導の後、社内検定を合格すれば晴れて一人立ちとなります。 しかし、検定に受かったとは言え、完璧な運転ができる訳ではありません。 特に未経験者の方に見られる傾向として右折のショートカット、左折時の減速不足など 乗用車の感覚で運転してしまう傾向があります。 本人は安全運転しているつもりでも実は危険な行動になっているなどを映像を元に、本人と検証していきます。 ドライブレコーダーの映像を本人に客観的に見てもらい、どういった点が危険だったのか、 どのような運転をすればよかったのか、こちらが指導するのではなく、自ら考えて安全運転に努めてもらうようにしています。 また、記録シートに履歴を残し、運転がどのように変わってきたか、未経験者にどのような傾向があるかなど データを残して活用しています。 誰しも、事故を故意的にしているものはいません。 しかし、特に経験の浅い方が起こしてしまうのが現状です。 我々管理者が今以上にもっと手厚いフォローをして事故を起こさせないよう努めて参ります。 今日も最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。