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物流ドライバーの事故を防ぐために企業が取り組むべき安全対策とは?

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2025.07.06

物流業界において、ドライバーの事故防止は最重要課題の一つです。事故が発生するとドライバー本人の安全はもちろん、荷主や物流企業、そして道路利用者にも大きな影響を及ぼします。本記事では、物流ドライバーの事故原因や企業・現場でできる具体的な対策を現場目線でわかりやすく解説します。

なぜドライバーの事故はなくならないのか?

長時間労働と過密スケジュールの影響

トラックドライバーの事故原因として特に多いのが、長時間労働や過密スケジュールによる過労運転です。
長時間にわたる運転は疲労を蓄積し、判断力や反応速度の低下を招きます。
時間指定の配送では、渋滞や荷待ちによる遅延があっても指定時刻に間に合わせるため、無理な運転を余儀なくされるケースが多く見られます。

睡眠不足や過積載による注意力低下

睡眠不足は脳の働きを鈍らせ、ドライバーの集中力を大きく損なうことで反応速度が低下します。
また過積載は車両の安定性を悪化させ、走行中の危険性を高めるため、事故につながりやすいです。さらに近年では、運転中のスマホ操作や気の散る行動など、ヒューマンエラーも増加しており、これらの対策が急務となっています。

制度面での対策

国土交通省は「運輸安全マネジメント制度」を導入し、企業が自ら事故リスクを把握し、継続的に改善を行う仕組みを推進しています。
この制度はGマーク制度とも連携し、事故防止を体系的に進めるための基盤となっています。
企業が積極的に安全管理に取り組むことで、ドライバーの負担軽減と事故削減が期待されています。

物流現場での事故を減らすための具体的な対策とは?

物流業務における基本動作の徹底が事故防止の第一歩

物流現場における事故防止の基本は、日々の点呼やアルコールチェック、車両点検を丁寧に行うことです。
こうした確認作業を怠ると、小さな異変を見逃してしまい、重大事故につながる可能性があります。物流の現場で日常的に繰り返されるルーティンこそ、安全管理の土台です。

物流事故を防ぐには無理のない運行計画が不可欠

非現実的な運行スケジュールは、物流ドライバーに過度なプレッシャーを与えます。
とくに複数の配送先を短時間で回るような過密な計画は、焦りや疲労による判断ミスを引き起こしやすくなります。
物流事故を防ぐには、現実に即した無理のない運行計画を立てることが重要です。

「ヒヤリハット」の共有が物流現場の事故抑止につながる

実際に物流現場で起きた「ヒヤリとした体験」を社内で共有することも、事故防止に役立ちます。
些細なミスや危険の兆候を全員で共有することで同じ過ちの再発を防ぎ、安全意識の向上につながります。
事故は突然起きるのではなく、日常の小さな見逃しから生じることが多いため、ヒヤリハットの蓄積と活用は物流業務におけるリスク管理の要となります。

企業が取り組むべき安全対策とは?

定期的な安全教育の実施

企業はドライバーに対し、定期的な安全教育や講習会を実施することが望ましいでしょう。
法令の変更や最新の事故防止策を周知することで、ドライバーの安全意識が向上します。
教育内容は実務に即したものであることが重要です。

運転行動の見える化

ドライブレコーダーやデジタコの導入により、運転の挙動を客観的に把握できます。
危険な運転傾向や癖を可視化し、改善指導を行うことで事故の未然防止につながります。
データを活用したフィードバックは安全運転の促進に欠かせません。

Gマーク認定取得の推進

Gマークは安全性優良事業所の証であり、取得に向けた取り組みは社内の安全管理レベル向上に直結します。
認定を受けることで荷主からの信頼も厚くなり、事業拡大の面でもメリットがあります。
企業全体で安全文化を根付かせるきっかけといえるでしょう。

余裕ある配車が安全運行の鍵

無理なスケジュールは事故のもと

安全を最優先に考えた場合、無理な配車やスケジュールは大きなリスクです。
ドライバーに過度な負担をかけると、疲労や焦りからミスが生じやすくなります。
十分な休息と余裕のある運行時間の確保が必要です。

荷主との連携によるゆとり運行

配送先や荷主と連携して納期や配送スケジュールを調整することが重要です。
お互いの理解と協力があって初めて、現場での無理な運転を減らすことができます。
物流の質を保ちつつ安全も確保するバランスが求められます。

大阪商運の取り組み

大阪商運では、現場の実情を踏まえた無理のない配車計画を心がけています。
また、安全運転講習の定期的な実施や新人添乗指導などを徹底して、ドライバーが安心して安全運行できる環境づくりに努めています。
こうした取り組みが、創業
以来50年以上に渡って、死亡事故や重大事故のゼロ件を貫いています。

まとめ 事故ゼロは企業全体でつくるもの

物流ドライバーの安全は、企業の責任であり社会的使命でもあります。
ドライバー個人の努力だけでなく、組織として安全文化を育み続けることが事故ゼロ実現の鍵です。大阪商運はこれからも「ドライバー第一」の運行体制を追求し、安全で信頼される物流サービスを提供してまいります。

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