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物流倉庫で事故の傾向や原因は?防止対策も併せて紹介

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2025.05.03

物流2024年問題でトラックドライバー同様に業務負荷が高いのが倉庫従事者です。

とくに近年では物流業務の効率化のため、大規模の物流センターが建設されていますが、比例して事故が増加傾向にあります。

そこでこの記事では、物流倉庫の事故の傾向や対策について解説していきます。

物流倉庫の事故は増え続けている

AIや自動ピッキングシステムなど最新鋭の設備の導入を持ってしても、物流倉庫の事故は年々増加傾向にあります。

中央労働災害防止協会が取りまとめた労働災害分析データによると、倉庫業の事故は2019年では666件が発生しましたが、2023年では863件30%以上も増加しました。

また、年齢別では50から59歳が最も多く、年々増加傾向にあります。

内訳は転倒が最多の224件で、次いで動作の反動・無理な動作による災害が194件です。

 

物流倉庫で発生している事故の詳細

多くの荷物や設備が混在している物流倉庫では他業種と比較しても事故が発生しやすい環境だといえます。

事故として起きやすいものは以下になります。

 

転倒災害

倉庫内作業で最も多い事故が、転倒災害になります。

荷物を手で運ぶ際に足元に死角ができるためで、移動中に段差に気づかずにつまづくケースが多いようです。

また、倉庫内は暗い場所も多いため、どうしても転倒しやすくなります。

ほかにも階段で足を踏み外したりすることもあり、ひどい場合には骨折などの重大災害に発展することもあります。

 

腰痛を引き起こす災害

大小さまざまな荷物を扱う物流業では、身体の負荷も高いといえるでしょう。

とくに重量物や持ちにくい形状の荷物は、持ち上げた際に腰痛を患うこともあります。

また倉庫内では中腰や不自然な体制で業務を行うこともあるので、腰痛が慢性化しやすい傾向です。

 

フォークリフトによる災害

倉庫内では、フォークリフトによる労働災害も見受けられます。

フォークリフトで作業中に他の作業者との接触事故のほか、荷物を運搬中に荷崩れを起こして、人に接触する事故などが多い傾向です。

またフォーク部分による挟まれ事故も毎年、一定数報告されています。

 

物流事故の防止対策

物流事故を未然に防ぐためには、さまざまな観点から具体的な対策を講じる必要があります。

各事例ごとに対策を解説していきます。

転倒災害の防止対策

転倒防止の対策として有効なのは、歩行者の動線に物を置かないことが最優先に挙げられます。

同時に歩行者の視界を確保できるよう、照明器具などの設置が友好的です。

また、水分や油分のほか、ゴミが床面に残されたままだと滑りやすく危険なので、こまめな清掃が効果的だといえるでしょう。

 

腰痛災害の防止対策

腰痛事故を未然に防ぐためには、腰に負荷のかかりにくい体勢をとることが重要です。

重量物との距離を短くし、腕や腰の筋肉よりも脚の筋肉を意識して持ち上げると腰を痛めにくいといわれています。

ほかにも荷物の配置の工夫や台車の使用も有効的です。

 

フォークリフト災害の防止対策

フォークリフトの災害を防止するには、フォークリフトと歩行者の走行区分を分離することが重要です。

歩行者の安全通路の確保を行うことで事故率は大きく低下するでしょう。

また、フォークリフトの制限速度の徹底や作業の際の指差呼称及び声掛けも有効的です。

 

まとめ

トラックだけでなく、取り扱う荷物やフォークリフトまで事故の原因となるのが、物流倉庫の災害です。

とくに倉庫内の事故は、重大な事故につながるケースもあるので、スピードよりも丁寧な作業が求められます。

過去の事故事例や今後の事故予測を踏まえて、定期的なミーティングや研修を行うのが望ましいでしょう。

 

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