物流のIT化が加速!物流管理システムでできることを解説
2023.12.26
近年の物流業界では、業務の効率化のためにITの導入は欠かせません。とくに業務をITの技術で一括管理する物流管理システムの導入が当たり前になってきました。この記事では、物流のITに関連する仕組みについて解説していきます。
物流管理システムとは?ITで何が変わる?
近年では、どの業種でもITの導入が当たり前になってきており、物流業界でも導入が加速化しています。
とくに物流業界では食品、アパレル、家電などさまざまな分野で運用されていることもあって業務がより複雑になるため、ITの導入による業務の簡略化は理にかなっているといえるでしょう。
物流業界で導入されているIT技術はおもに物流管理システムがメインとなっており、商品の入荷から管理、さらに顧客に届ける配送業務までの情報をITの技術で一括管理するシステムを指します。
一括で管理できることにより、時間のロスやピッキング、受発注の手間が省け、業務の効率化に繋がります。
ほかにも従業員のスキルや経験に左右されることなく、業務の精度を高めることも可能です。
物流管理システムには、倉庫内での商品の入出庫を最適化する「倉庫管理システム=WMS」と配送業務の効率化を図る「輸配送管理システム=TMS」のふたつに分けられます。
倉庫管理システム (WMS) とは?
倉庫管理システムとは、倉庫内における商品の流れをデータベース化して可視化する仕組みのことを指します。
対応できる業務は幅広く、入出庫管理や在庫管理だけでなく、梱包やピッキングまで対応可能です。
在庫管理に関しても、数量以外にどこのエリアに保管しているのかデータ管理できるので業務の効率化を図れるでしょう。
ほかにも、送り状の発行や請求書の作成に対応しているシステムもあるので、人件費の削減に繋がります。
また、特定のルールが存在しがちな倉庫業において、柔軟なシステムの構築がしやすいので棚卸や品質管理までおこなえるのが特徴といえるでしょう。
それ以外にもご発注の防止や品質管理に長けていることもあり、倉庫人員の削減が期待できます。
さらに、近年ではロボット技術の向上に伴い、アームや台車を自動化してピッキング業務をサポートしてくれるシステムも増えてきました。
輸配送管理システム (TMS) とは?
輸配送管理システムとは、おもに運送業が商品の出荷から納品先の配送までのスケジュールをトータルに管理する仕組みです。
輸配送管理システムでは、配車管理をまとめて支援するだけでなく、トラックへの積み込み商品の重さや大きさ、温度管理の必要性などにも対応しており、荷物の効率の良い積み方を自動計算してくれるシステムも登場しています。
当然、運行スケジュールの作成にも対応しているので、運行管理者の業務軽減にも繋がっています。
ほかにも、届け先や時間帯をまとめて計算してスケジュールを作成するので、無駄がありません。
また、輸配送管理システムのなかには、荷主からも配送状況が確認できるものもあり、商品の進捗状況が管理できるので物流品質の向上に繋がります。
当然、インターネットを介してのオンラインとGPSによるトラックドライバーの位置が確認できるので、配車手配もスムーズで無駄のない運用が可能です。
他にも燃料使用量や人件費の計算もできるので、コスト削減につながることもあって導入企業が増えてきました。
まとめ
この記事では近年増加傾向にある、物流業界におけるIT技術の導入について解説していきました。
物流業界では他業界と比較してもIT化が遅れていることもあって、導入することで大幅な人件費の削減と業務の効率化が期待できるでしょう。
今後は、ITと連動した自動運転やドローン輸送も導入されつつあるので、物流業界の追い風になることは間違いないはずです。
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