物流管理倉庫で普及しているWMSとは?メリットも併せて紹介
2023.10.31
倉庫内での業務の効率化のため、近年導入が進んでいるのが「WMS」です。
効率が良くなるだけではなく、コストが抑えられるなどのメリットも享受できるでしょう。
この記事では、WMSの特徴やメリット、デメリットについて解説していきます。
物流倉庫で普及しているWMSとは?
WMSとは、Warehouse Management Systemの頭文字をとった略称で、従来の目視だけの倉庫作業の代わりにデジタル技術を導入することで、倉庫管理を効率的におこなうシステムのことを指します。
具体的には入出庫してきた商品のバーコードをスマホやハンディターミナルで読み取ることで、データベース化し倉庫内の情報を一元管理できます。
WMSでは商品の入出庫管理だけではなく、在庫管理や納品書作成など対応項目は多岐に渡り、具体的な内容は以下になります。
入荷管理
WMSは入庫に関する管理全般に対応しており、入庫時の荷卸しはもちろんのこと入荷の状況確認や検品業務にも対応しています。
また入荷時にバーコードがない場合にもラベルの発行ができるので、迅速な入荷管理が可能です。
在庫管理
入荷で読み取った在庫データは、そのまま在庫管理にも適用され在庫数や在庫状態の把握に役立ちます。
とくに消費期限や使用期限がある商品では、出荷順の管理にも対応しているので手間がかかりません。
保管データは在庫の検索や照合だけでなく、発注タイミングも管理できるので業務の効率化にも繋がります。
出荷管理
出荷管理では商品の在庫の引き当てからピッキング、検品などの機能に対応しており、データ上で管理しているため、誤発注が防止しやすいといえるでしょう。
また出荷の際には、送り状や荷札の印刷も作成できる機能にも対応しています。
資材管理
商品情報をデータベース化しているWMSでは、資材の保管場所も管理されているので棚卸も効率よく行えます。
棚卸しはスキャナで読み込むだけで完結し、差異一覧表もまとめて作成してくれるので時間の節約につながります。
WMS導入のメリットとは?
WMSを導入することのメリットはおもに以下の3つです。
- ミスを減らして管理品質の向上
- 人件費を含むコストの削減
- 倉庫内の進捗状況をリアルタイムで一括管理
順を追って解説していきます。
ミスを減らして管理品質の向上
各倉庫によって取り扱う商品次第で、管理や運営方法などの業務範囲が大きく変わってきます。
また、多くの商品を大量に扱う物流センターでは業務負荷も高まる分、手入力での管理はミスも生じやすくなるでしょう。
WMSでは入出庫、及び商品管理をハンディターミナルのスキャナーで読み取るだけなので、目視や手入力と比較して精度の向上が見込めます。
人件費を含むコストの削減
倉庫業では在庫の受発注や入出庫管理、検品やピッキングなど業務は多岐にわたります。
ベテラン従業員と新人ではスキルが違うため、ベテラン従業員に依存することが多かった複雑な業務もWMSで簡素化することで、新人でも即戦力として作業できる環境といえるでしょう。
倉庫内の進捗状況をリアルタイムで一括管理
WMSでは読み取った情報をリアルタイムで確認できるので、複数の拠点がある倉庫ではより、在庫の管理の適正化がしやすいといえます。
ほかにも取引先や現場以外での在庫調整もスムーズに行えるので、迅速かつ効率的な判断が可能です。
まとめ
非効率だった倉庫業務をWMSのシステム導入を行うことで、品質の向上やコスト削減などさまざまな恩恵を享受できます。
敷居の高い倉庫業務ですがWMSによって、未経験者でも取り組みやすい環境を構築できるので、コスト削減だけでなく人手不足に対する好材料になることでしょう。
また、他の営業所や関連企業と情報を共有することで、さらに業務の効率化につながります。
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